最近、よく感じることがあります。

 

例えば、ある社長が

「今月は絶好調でしたよ!

売上が前月の130%増でした」

と喜んでいたとします。

 

このとき、

普通は素晴らしいことだと

喜び合います。

 

でも、

結局一年間の成績を締めてみたら

どうしても黒字にならず、

赤字なのです。

 

このような「社長の感覚と結果のギャップ」が

幾度となく起きるので、

経営者の楽観的な言葉に安心していると

2期、3期連続の赤字になってしまいます。

 

このため、私は

このようなギャップを持つ社長に

「利益」を意識してもらえるように

何度もお話しするのですが、

そのたびに良いお返事があっても

結局赤字になってしまいます。

 

このように私はこれまで

感覚と結果にギャップがある社長に

たくさん会ってきました。

 

この度に、私は

社長の言葉だけを鵜呑みにして

単純に同調してはならないことを

学んできました

 

しかし、私は

このギャップの原因は何なのか

ずっと解明できずにいました。

 

「なぜ、利益が出ているか、そうでないかが

直観的にでもわからないのだろうか」

 

しかし、とうとう私は

このようなギャップ社長に通じる

「ある共通点」を見出しました。

 

この共通点が、

私が「最近よく感じること」であり、

この観点で見てみると

「感覚と結果のギャップ」が生じる原因に

説明がつくようになりました。

 

その共通点とは、人の脳が感じる

コンフォートゾーン」に

あるのではないかという

仮説です。

 

「コンフォートゾーン」とは、

人間ならば誰しも持っている

脳の習性です。

 

つまり、もともと人の脳には

身の危険を回避するために

変化を嫌ったり、

現状を維持することによって

安心感を得たりなど、

「居心地のいい場所」を求めて

意識的にも無意識的にも

定着しようとする働きがあります

 

これが、無意識的にも働くため

ギャップ社長は「赤字であること」に

安住してしまっている可能性があるのです

 

こういうと、

「赤字であること」自体が身の危険なので

そこに安住するはずがないと思うのですが、

赤字で日々資金繰りに悩んだり

決算結果に落胆したりすることなどに

脳が慣れてしまっているのです。

 

こうなると、彼らは

黒字になって会社の資金に余裕ができたり、

決算結果に喜んだりすることに

大きな違和感を感じることになります

 

以上のことを端的に言うと、彼らは

赤字脳」になってしまっているといえます。

 

だから彼らは、

人が不思議に思うくらい

やっていることのほとんどが

赤字か薄利です。

 

なのに、彼は

自分が困ることが

好きなのです。

 

そこで、この仮説を立てた私は

彼らの「脳の改造」に

フォーカスすることにしました。

 

具体的に言うと、私は

彼らがとても違和感を感じると予想される

「黒字脳」を作るために、

彼らの「赤字のコンフォートゾーン」を

「黒字のゾーン」に移すための

「ある習慣づけ」をすることにしました。

 

この観点に立って

彼らを観察していくことによって

個人差はありますが、徐々に

「黒字」に対する真の感覚を

持ってもらえるようになってきています。

 

ちなみに、逆を言うと

生来「黒字脳」を持っている経営者は、

「赤字になってしまうことが不思議」という

感覚を持っています。

 

これを言い換えると、黒字社長は

赤字を出そうと思っても、それ自体が難しい」と

普通に感じる感覚を持っています。

 

実はこの脳の使い分けが、

会社が利益を出したり

赤字になったりする

本質的な正体だと考えています。

 

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布井 健登

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