会社員の夫の社会保険に自営業の妻は扶養で入れるのか?

安倍首相が、女性の社会進出を促すとして、配偶者控除の見直しの検討を指示したようですね。

  1. 配偶者控除があるから女性はおもいきり働けない。
  2. 配偶者控除をなくせば制限がなくなるから女性もおもいきり働ける!
  3. 女性が思い切り働く環境ができれば女性の社会進出が促進される!

ということでしょうか。ものは言いようですね。

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趣味と実益と社会とのかかわりが女性起業を生み出している

確かに、女性の社会進出は必要なことです。価値観が多様化したこの時代に女性の視点・観点が求められることも多いでしょう。

女性側の要因としても、小さなお子さんがいるママさんは特に、家事や育児といった制約の中で社会とのかかわりを持ち続けるということも、とても重要なファクターとなります。

そのような制約の中で、バイタリティのある女性は自ら事業を興すというのも選択肢になる時代にもなってきたようです。最初は趣味と実益が一致するようなところからはじまり、やがてそれがだんだんと軌道に乗ってきて・・・。

というのはよくある話ですね。

あれ?売り上げとか結構上がってきたりして儲かってきてるみたいなんだけど、

記帳も申告もしていない、これでいいのかな?

って、いいわけないでしょ!?そんな人は要注意です。

サラリーマンの旦那さんの場合は扶養手当と配偶者控除がなくなるかも。

会社員を夫に持つ自営業の妻はなにに注意しないといけないのでしょうか。

それは、

  1. 扶養手当・家族手当
  2. 所得税の配偶者控除
  3. 社会保険の扶養範囲

です。

大手企業の場合、家族手当や扶養手当のように、妻に所得がない場合などに手当てを加算しているケースがあります。多くは配偶者控除が受けられるかどうかをその判断基準としているようです。

ですので、配偶者控除を受けられなくなるほどの儲けが出てきていたら、

だんなは手当てもなくなって配偶者控除もなくなる

というダブルパンチを食らってしまいます。これは避けたいところですね。

ということで、配偶者控除の範囲内で事業をやりくりしている(売り上げを抑えている)というママさんは多いかと。

それよりも深刻なのは社会保険の130万円の壁だ!

とはいえ、この配偶者控除や家族手当がなくなるのは金額的にまだかわいいもので、それよりも深刻なのは社会保険です。

だんなの社会保険の扶養範囲内であれば妻は社会保険料を払わなくてもいいのですが、妻の所得(収入ー経費)が130万円を超える見込みとなった場合には扶養範囲から外れてしまいます。

ですので、所得が130万円を超えると一気に国民年金と国民健康保険を払わなきゃならない、というハメに!下手をすると一気に50万円とか社会保険負担が増えてしまうこともありえるのです。

会社員を夫に持つ自営妻は、バンバン経費を使って所得が130万円を超えないように調整しているんです。

あなたの周りにもそんなひと、いるでしょう?

とにかく記帳せよ、現状把握が先だ!

使う経費よりも社会保険負担のほうが少なくなるようであれば、つまりそこまで突き抜けてしまうのであれば、リミッターをはずしてアクセルがんがんで稼いでいきましょう。

それよりも、

なにはともあれ、記帳をして現状を把握すること。

これにつきます。現状がわからずして対策なんてできないのですから。

税務調査で後の祭りにならないように・・・。

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勝野 弘志

勝野 弘志

社員税理士・公認会計士税理士法人 士魂商才.
起業家支援をライフワークとし、主に税務顧問・事業計画書作成・経営塾運営の3つの事業で「ワンランク上を目指す起業家」をサポートしている。その人当たりの良さと物腰柔らかな対応で、専門家とは思えないほど相談しやすいと評判。難しいことをやさしく伝える技術と、経営上の問題を発見し整理するヒアリング能力には定評がある。そのスキルを活かし、機械オンチ・戦略ニガテ・数字キライな女性起業家向けにビジネルモデル作り個別コンサルティングを提供。法人化など次のステップに進みたいと願う女性起業家から好評を得ている。